勇者は呪われてしまった。

SAD(社会不安障害)という呪いにかかってしまった勇者の日記

在宅ワークだと無理しがちだよね

やっと今日の仕事完了。今週もお疲れさま。明日も仕事だけど。。

今は在宅の仕事してるんですが、対人関係の煩わしさから解放されるのはいいんだけど、自己管理が難しい。仕事があればありがたいから、ついつい無理してしまう。2年前はそれでメンタル結構やられた。去年はその反動で、少しゆっくりしすぎた。だから、今年はなんとかいいバランスを目指したい。

バランスが重要。何事も。

というわけで、今日は読書療法ちょっとさぼって、ゲームでもすっか。

うん、そうしよう。

 

 

読書療法のお供にミドリノートを買った

今読んでいる「不安もパニックも、さようなら」には、演習みたいのがたくさんあって、本の記入欄に書くようになってるんですが、なんか本に直接書き込めない性格なんです。結構そんな人多いとは思うけど。

それに、何度も繰り返しやるものもあるから、どちらにしても別途ノートが必要みたいだったから、専用のノート購入しました。(本当は出版社から印刷できるようなファイルがダウンロードできたりするといいんですけどね。。)

買ったのはこちらのミドリというノート。MDノートという名前なのかな。

ミドリ MDノート<文庫> 方眼罫

ミドリ MDノート<文庫> 方眼罫

 

このノート初めて買いましたが、いいです。デザインがシンプルで、書き心地がよい。大人のノートって感じ。 なんか外側に薄いフィルムみたいなカバーも付いていて、高級感あります。

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読書のお供だけなく、ほかの用途でも気軽に使いたかったので、携帯できるように文庫サイズを購入。本当に文庫と同じサイズ(当たり前か)で、かわいい。

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ほかにも新書サイズとか、あとA5とか大きいのもあるみたいです。文庫とか新書サイズって珍しいんじゃないかな。新書サイズもほしくなってきた。

用紙は方眼罫のものを購入。フォーム的な使い方が多いだろうというのと、昔から単純に方眼罫が好きというのがあって。

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昔、MOLESKINEとかロディアとかハマった時期もあったけど、これで十分というか、最高じゃないですか。

 

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やあ、2月

2018年も2月に入りました。1か月なんてあっという間。今日は立て続けに仕事の依頼が入り、忙しい一日でした。もうこんな時間ですね。

さて、このブログを始めてからも1か月少し経ちましたが、思ったよりもアクセスがあって、コメントも少しずつもらえるようになりました。やる気が出ます。しょうもないブログですが、本当に読んでいただいてありがとうございます。

当初は社会不安障害の治療に向けて、闘病記みたいな感じで書いていく予定でしたが、まあ、あまり気張らず、普通の日記のように頻繁に書いていこうと思います。できるだけほぼ毎日更新を目指そうと。

社会不安障害については、今年中になんとか治したい、若しくは治せるものなのか知りたいと思っていますが、あと数ヶ月は先日購入した「不安もパニックも、さようなら」を使った読書療法で行く予定。なにせ辞書みたいに分厚い本だし、ただ読み進めるだけじゃなくて、自分で実践しながらなので時間がかかりそう。あと、他にも数冊読んでみたい本があるので、そちらも読みつつでしょうか。それで効果なければ、春~夏頃に心療内科に行ってみようかなという感じでございます。

この辺、ある程度期間区切って考えないと、なかなか前に進めないなぁと思います。今は在宅の仕事をしていることもあって、比較的人と交わることも少なく、よって社会不安障害の症状にも悩まされることの少ない(回避ともいえるけど)ため、「すぐに治らなくてもいいや」と逃げ腰になり気味。この辺は自分に鞭を打って行かなければ。。。

MR. ROBOT:社会不安障害のハッカーが主人公の海外ドラマ

最近「Mr. Robot」という海外ドラマにはまっています。 

やあ、君

やあ、君

 

このドラマ、なんと主人公が社会不安障害という設定になっています。

Wikipediaを見ると、

エリオット・オルダーソンはニューヨークに住む若者で、サイバーセキュリティ会社『オールセーフ(Allsafe Cybersecurity)』にてセキュリティ・エンジニアとして働いている。社交不安障害を患い、頭の中で想像上の友達に話しかけるなど、上手く人との関わりが持てない反面高度なハッキング技術を持つ彼は、仕事外ではSNSアカウントに入り込んで身近な人間の情報をのぞき見たり、ネット上の犯罪を通報するなどして過ごしていた。

と、はっきりと「社交不安障害」と書いてあります。英語版にも、

It stars Rami Malek as Elliot Alderson, a cybersecurity engineer and hacker who suffers from social anxiety disorder and clinical depression.

Social Anxiety DisorderとClinical Depressionとあります。社会不安障害うつ病ということですね。

実際、主人公のエリオットがパーティー会場に入れなくてつらそうなシーンなど、一般の人からすればなんてことないんだろうけど、僕からすると心に突き刺さるようなシーンもありました。ただ、英語のWikiページにあったように、社会不安障害だけじゃなくて、うつ病も発症していて、非合法な薬にも手を出したりしちゃってます。この辺はアメリカならではの話なのかな。

ただ、社会不安障害だけの僕とは違って、うつ病も抱えているということで、僕より全然もっとつらそう。孤独すぎて一人で泣き出してしまったり、見ているだけでつらい。エピソード少し進むと、ソーシャルハッキングというか、ちょっとしたスパイ行動みたいのも出てきますが、そんなときも人前でオタオタしてしまう主人公が不憫で、でもすごく心に刺さり。。もう大好き。たぶん僕みたいな社会不安障害、また他にもうつ病を抱えている人が見ると、かなり感情移入してしまうのではないか。僕なんかはもうどっぷりいってしまってます。

一方で、まだこのドラマ見ただけだとなんともいえないけど、アメリカで言うSocial Anxiety Disorderと、日本で言う社会不安障害(というか、従来的な極度のあがり症)とは、少し色合いが違うような気もしなくもない。たしかどこかの本でもそんなことが書いてあった気もする。別にこういう背景情報を紐解いていく必要もないかもれないけど、お国柄というか、国や文化的なバリエーションもあるんでしょうねぇ。

現在Amazonプライムで配信されているようなので、もしAmazonプライムメンバーであれば無料で見られるので、お勧めしておきます。

 

 

今見たらDVDもあった。そしてジャケットがかっこいい。 

 

ちなみに、日本でも、社会不安障害のヒーローとか出てくるドラマや映画作ってくれないですかね。一気に認知度上がると思うんですよ。下手すると逆に誤った認識される可能性もなくはないけど、まあ今よりましかなぁと。。

社会不安障害で結果よかったこと:セルフヘアカット

物事には表と裏っていうものがあって、それがたとえ悪いことであっても、結果オーライ的な、いいことにつながる、ということもありますよね。それが社会不安障害であっても、そのような経験もあって今の自分があるわけで、完全に否定することもできません。

今日は少しだけでも明るいお話を。

社会不安障害だと普通のことでも難しくなることがあるのですが、その一つに散髪問題というのがあります。普通の人なら床屋なり美容院なり行けばいいだけの話なんですが、僕は髪を切ってくれる人とのやり取りが非常につらくて、また変な天然パーマなので、それに対する恥ずかしさもあって、子供の頃から髪を切るのが大嫌いでした。そのため、基本的には自分が我慢できなくなるくらいまで伸ばして、泣く泣く恥かくのを覚悟で髪を切りにいく、という感じでした。

それが、大学生の頃、当時付き合い始めていた彼女(現在の妻)に軽い気持ちで散髪頼んだらOKしてくれて、さらに意外とまともな仕上がりだったこともあって、それ以来、基本はずっと自宅で散髪しています。妻にやってもらうこともありますが、ここ数年は自分一人でやることが増えました。

もう十数年以上も自宅で散髪していて、また自分でやるセルフカットもだいぶ板についてきたというか、最近はだいぶ上手になりました。笑

今考えると、これも一種の回避行動なので、決して褒められたことでもないんですが、実際に散髪代も浮いているし、好きなタイミングで散髪できるのは、なんとも言えない自由があります。大失敗したらそのときにプロに頼めばばいい話ですし(今まで一度だけあります)、男性であれば、仕事によって難しい場合もありますが、最悪坊主にするという手もあるし(2年前経験済み)。

実際に髪を切りに行くのがストレスになる人って、社会不安障害でなくても比較的多いと思いますが、ある程度清潔に見えればよい程度であれば、自宅でのセルフカットもおすすめですよ。

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他人に頼れない性格だけど

世の中助け合いなんて言うけど、こんな性格だからなかなか人にお願いしたりするのが大変。できるだけ人に迷惑をかけたくないっていう気持ちが強いことが一番だと思うけど、他人を基本的に信用できていないっていうのもある。あと、人を頼って裏切られるのがとにかく怖いというのもあったり。

その反面、頼まれたら全力で手助けする気持ちは強くて、もう自分を犠牲にしても全然かまわないくらい。これも、人に迷惑かけたくない、裏切りたくない、悪い気持ちにさせたくない、という様々な気持ちが関わっています。人に頼れないけど、頼られたら全力を尽くすという、まあ損な性格。裏切られたり、がっかりしたり、楽しくなかったり、つらかったり、そういう気持ちが痛いほど分かっている(ある意味自分の頭の中だけにあるものだとしても)ので、それを他人に押しつけるのがとにかく申し訳ないというか。

で、こんなのは単純に自分の性格だと思ってたけど、社会不安障害の本を読んでいると、この障害の人によく見られる傾向のようで。これも一種の精神障害の側面なのかと。

確かに、根底にあるのは他人不信というか、他人との関わりとか、自分の社会性みたいのに対する不信感と、それによる恐怖感なのかもしれない。なんだか、考えれば考えるほど分からなくなる話だし、何でもかんでも病気のせいにするのも変だけど、自分の問題だけじゃなくて、病気という理由もあったと気付いた・知ったことで、少しは救われた面も。

それで、今回は暴露療法ってわけでもないんですが、ほかのブログとか見てて、よく記事の最後に、「ブログランキングのために1日1回ポチッとお願いします」みたいなのありますが、いつも「自分には絶対無理」と思っていたんですけど、今回からお願いしようと思ってます。笑

というわけで、もしよろしければ、下のバナーをクリックしてやってください。多少なりともブログのランキングが上がって、もっと多くの人に読んでもらえるようになるかと思います。よろしくお願いします!!m(__)m

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全か無か思想:テキトーで行く難しさ

社会不安障害について勉強していて気づいたのは、いかに自分が今まで完璧主義者であったか。「XXでなければ自分はだめな人間だ」という強い思い込みがありました。つまり完全な成功が達成できなれば、それは完全な失敗であるという考え方。「不安もパニックも、さようなら」では、「全か無か思想」とありました。オール・オア・ナッシングっていうやつですね。

ただ、一般的にも近いことが広く信じられていて、たとえば「やりたいことがあるなら、やらなきゃ」とか「夢は叶えるもの」みたいな、自己実現しなきゃ駄目な人間という雰囲気。勝ち組・負け組の構造にも見え隠れしますよね。

精神がまともな人なら別でしょうが、僕なんかはこのような思想にすごく引っ張られすぎていたんだなぁと気づきました。もう、心底信じてしまっていて、だから、自己実現しきれていない自分は負け組なんだと。

いったん、適当でもいいんだ、と気づくと気が楽になります。

でも、本当の本当はこのことには長く気づいていて。「テキトーで行こう」というのはここ数年もモットーでもありました。こういうので何が難しいかって言うと、頭では分かっていても、気持ちとか感情がついてこない。頭では馬鹿げていると分かっていても、体や心がついてこない。適当でいいんだ、完璧じゃなくていいんだと頭でどれだけ理解していても、体はそう振る舞ってくれない。

映画「マトリックス」で「その道を知っていることと、その道を歩くことは別の話だ」みたいな名言ありますが、まさにそれ。分かっていても、そのように振る舞うのは本当に難しい。

認知行動療法の難しさって、まだ勉強し始めの今の段階から言ってたらだめだけど、この辺にありそうなんですよね。ただ、今までは自分の独自のやり方みたいな方法でやろうとしていたけど、今度は正攻法というか。ちゃんとした認知行動療法っていう方法論には、うまく自分の心とか体を制御できる方法が示されていることを願うのみ・・・。