勇者は呪われてしまった。

SAD(社会不安障害)という呪いにかかってしまった勇者の日記

社会不安障害で結果よかったこと:セルフヘアカット

物事には表と裏っていうものがあって、それがたとえ悪いことであっても、結果オーライ的な、いいことにつながる、ということもありますよね。それが社会不安障害であっても、そのような経験もあって今の自分があるわけで、完全に否定することもできません。

今日は少しだけでも明るいお話を。

社会不安障害だと普通のことでも難しくなることがあるのですが、その一つに散髪問題というのがあります。普通の人なら床屋なり美容院なり行けばいいだけの話なんですが、僕は髪を切ってくれる人とのやり取りが非常につらくて、また変な天然パーマなので、それに対する恥ずかしさもあって、子供の頃から髪を切るのが大嫌いでした。そのため、基本的には自分が我慢できなくなるくらいまで伸ばして、泣く泣く恥かくのを覚悟で髪を切りにいく、という感じでした。

それが、大学生の頃、当時付き合い始めていた彼女(現在の妻)に軽い気持ちで散髪頼んだらOKしてくれて、さらに意外とまともな仕上がりだったこともあって、それ以来、基本はずっと自宅で散髪しています。妻にやってもらうこともありますが、ここ数年は自分一人でやることが増えました。

もう十数年以上も自宅で散髪していて、また自分でやるセルフカットもだいぶ板についてきたというか、最近はだいぶ上手になりました。笑

今考えると、これも一種の回避行動なので、決して褒められたことでもないんですが、実際に散髪代も浮いているし、好きなタイミングで散髪できるのは、なんとも言えない自由があります。大失敗したらそのときにプロに頼めばばいい話ですし(今まで一度だけあります)、男性であれば、仕事によって難しい場合もありますが、最悪坊主にするという手もあるし(2年前経験済み)。

実際に髪を切りに行くのがストレスになる人って、社会不安障害でなくても比較的多いと思いますが、ある程度清潔に見えればよい程度であれば、自宅でのセルフカットもおすすめですよ。

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