勇者は呪われてしまった。

SAD(社会不安障害)という呪いにかかってしまった勇者の日記

本当に変わりたいのかどうか

なかなか進まない「不安もパニックも、さようなら」による読書療法。現在第4章。

第4章は「本当に変わりたいですか」という内容。いわゆる「抵抗」と呼ばれることについて。つまり、僕らはもちろんみんな不安障害を治癒したいと思っているけど、別のレベルではそれに「抵抗」する思考も存在するという話。

本当に変わりたいのか?

答えは当然「もちろん!」ということなんだけど、一方で確かに抵抗も存在する。

自分の場合もいろいろあると思うけど、例えば

  • 治そうとする苦労が大変そう・面倒くさい・怖い
  • 治ったら(またはある程度よくなったら)いろんなことに挑戦しなければならない
  • 治るためには今怖いと思っていることをやらなきゃならない
  • 治る努力をして失敗したら本格的に人生終わるんじゃ

とか。単純に従来通りの予期不安の一形態でもあるような気もするけど、それにしてもこれは新しい発見だった。

また、もう少し細かいレベルで、例えば現在は読書療法という形を取っていて、これがだめなら病院(つまり薬物治療)へと考えているけど

  • 読書療法を進めてみてだめなら病院に行かないといけない
  • 薬に手を出すのが怖い

というような思考も、また一種の抵抗として存在していて、なんとなくこんなことを考えていると、読書療法もなかなか進まない。。

もし社会不安障害がなくなると、本当に広い世界が待っているような気がするけど、その広さもある意味怖かったり。うまく説明できないけど。。

とりあえず、ゆっくりでもいいから、前に進んでいこうとは思う。