勇者は呪われてしまった。

SAD(社会不安障害)という呪いにかかってしまった勇者の日記

MR. ROBOT:社会不安障害のハッカーが主人公の海外ドラマ

最近「Mr. Robot」という海外ドラマにはまっています。 

やあ、君

やあ、君

 

このドラマ、なんと主人公が社会不安障害という設定になっています。

Wikipediaを見ると、

エリオット・オルダーソンはニューヨークに住む若者で、サイバーセキュリティ会社『オールセーフ(Allsafe Cybersecurity)』にてセキュリティ・エンジニアとして働いている。社交不安障害を患い、頭の中で想像上の友達に話しかけるなど、上手く人との関わりが持てない反面高度なハッキング技術を持つ彼は、仕事外ではSNSアカウントに入り込んで身近な人間の情報をのぞき見たり、ネット上の犯罪を通報するなどして過ごしていた。

と、はっきりと「社交不安障害」と書いてあります。英語版にも、

It stars Rami Malek as Elliot Alderson, a cybersecurity engineer and hacker who suffers from social anxiety disorder and clinical depression.

Social Anxiety DisorderとClinical Depressionとあります。社会不安障害うつ病ということですね。

実際、主人公のエリオットがパーティー会場に入れなくてつらそうなシーンなど、一般の人からすればなんてことないんだろうけど、僕からすると心に突き刺さるようなシーンもありました。ただ、英語のWikiページにあったように、社会不安障害だけじゃなくて、うつ病も発症していて、非合法な薬にも手を出したりしちゃってます。この辺はアメリカならではの話なのかな。

ただ、社会不安障害だけの僕とは違って、うつ病も抱えているということで、僕より全然もっとつらそう。孤独すぎて一人で泣き出してしまったり、見ているだけでつらい。エピソード少し進むと、ソーシャルハッキングというか、ちょっとしたスパイ行動みたいのも出てきますが、そんなときも人前でオタオタしてしまう主人公が不憫で、でもすごく心に刺さり。。もう大好き。たぶん僕みたいな社会不安障害、また他にもうつ病を抱えている人が見ると、かなり感情移入してしまうのではないか。僕なんかはもうどっぷりいってしまってます。

一方で、まだこのドラマ見ただけだとなんともいえないけど、アメリカで言うSocial Anxiety Disorderと、日本で言う社会不安障害(というか、従来的な極度のあがり症)とは、少し色合いが違うような気もしなくもない。たしかどこかの本でもそんなことが書いてあった気もする。別にこういう背景情報を紐解いていく必要もないかもれないけど、お国柄というか、国や文化的なバリエーションもあるんでしょうねぇ。

現在Amazonプライムで配信されているようなので、もしAmazonプライムメンバーであれば無料で見られるので、お勧めしておきます。

 

 

今見たらDVDもあった。そしてジャケットがかっこいい。 

 

ちなみに、日本でも、社会不安障害のヒーローとか出てくるドラマや映画作ってくれないですかね。一気に認知度上がると思うんですよ。下手すると逆に誤った認識される可能性もなくはないけど、まあ今よりましかなぁと。。