勇者は呪われてしまった。

SAD(社会不安障害)という呪いにかかってしまった勇者の日記

2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

MR. ROBOT:社会不安障害のハッカーが主人公の海外ドラマ

最近「Mr. Robot」という海外ドラマにはまっています。 やあ、君 発売日: 2015/09/24 メディア: Amazonビデオ この商品を含むブログを見る このドラマ、なんと主人公が社会不安障害という設定になっています。 Wikipediaを見ると、 エリオット・オルダーソン…

社会不安障害で結果よかったこと:セルフヘアカット

物事には表と裏っていうものがあって、それがたとえ悪いことであっても、結果オーライ的な、いいことにつながる、ということもありますよね。それが社会不安障害であっても、そのような経験もあって今の自分があるわけで、完全に否定することもできません。 …

他人に頼れない性格だけど

世の中助け合いなんて言うけど、こんな性格だからなかなか人にお願いしたりするのが大変。できるだけ人に迷惑をかけたくないっていう気持ちが強いことが一番だと思うけど、他人を基本的に信用できていないっていうのもある。あと、人を頼って裏切られるのが…

全か無か思想:テキトーで行く難しさ

社会不安障害について勉強していて気づいたのは、いかに自分が今まで完璧主義者であったか。「XXでなければ自分はだめな人間だ」という強い思い込みがありました。つまり完全な成功が達成できなれば、それは完全な失敗であるという考え方。「不安もパニック…

「不安もパニックもさようなら」買いました

先日ジュンク堂行ってきたときに見つけた「不安もパニックも、さようなら」という本、ネットでポチッておりました。 不安もパニックも、さようなら 不安障害の認知行動療法:薬を使うことなくあなたの人生を変化させるために 作者: デビッド・D・バーンズ,野…

SADの症状のお話:心拍数の暴走(血圧計恐怖)

人間であれば、緊張したりすると動悸が激しくなって心拍数が上がるのは当然。でも、僕の場合、一歩も百歩も先を行っている気がします。 ただ、心臓がバクバクしていても他人には比較的伝わりにくいので、手や足の震えなどと比べるとそれで直接的に「困る」こ…

基本的には運じゃないか

世の中の人々の幸せとか成功とか、基本的にはほぼ運次第じゃないか。 どんなに事業で成功しても、どんなに幸せな人生を送っていても、基本的にはその人間の生まれながらの資質であったり、環境であったり、タイミングであったり。逆に、どんな底辺な生活をし…

SADの症状のお話:赤面症

顔が赤くなるっていうのも、頻繁ではないにしても、悩みの種の一つ。 僕の場合は、他人に何か(自分の間違い、勘違い、失敗など)を指摘されたときに、顔が、カアッと熱くなって赤くなります。恥ずかしいという気持ちが顔に表れる感じでしょうか。 恥ずかし…

読書メモ:他人がこわい―あがり症・内気・社会恐怖の心理学

「これ、フランスの本だよな」 と自問しながら読んだ一冊。これはかなりよかった。 他人がこわい―あがり症・内気・社会恐怖の心理学 作者: クリストフアンドレ,パトリックレジュロン,Christophe Andr´e,Patrick L´egeron,高野優,野田嘉秀,田中裕子 出版社/メ…

朝早起きしてセロトニン取ろうぜの巻

どうやらセロトニンっていうのが足りてないらしいんです。 セロトニンっていうのは幸せ成分みたいな言い方もされる物質で、うつ病とか社会不安障害の人とかには特に足りてないとか。社会不安障害で薬物治療するっていうとSSRIという薬が基本みたいですが、こ…

SADの症状のお話:手の震え

少しずつ自分の病気のお話も詳しくしていこうかと思います。 社会不安障害っていうのにも、いろんな症状があるのですが、まず最初に発生した症状、そして一番自分が悩んできたのが手の震え。 パニック状態に陥ることで心拍数が暴走し、結果として手が震えて…

酒が飲めなくて本当によかった

社会不安障害の本読んでいると、社会不安障害からアルコール依存症やパニック障害、うつ病が併発するっていう話がよく出てきます。アルコールって、医者に頼まなくてももらえる簡単な抗不安薬みたいなもので、どうもついつい頼ってしまう人も多いみたい。結…

社会不安障害と在宅の仕事のお話

社会不安障害って本当に意地悪だなぁと思うのが、個人のパフォーマンスを相当下げてしまうこと。もう、これはまさにドラクエの呪いみたいなもんで。どんなに潜在能力が高くても、人前でまともにしゃべれなかったり、重要な場面でパニックになってしまうと、…

読書メモ:社会不安障害―社交恐怖の病理を解く

薬物治療にどうしても抵抗があったけど、この本読んで少し気持ちが落ち着いた、というかもう少し覚悟することができた。以前読んだ本は医者の営業本みたいな印象もあったんだけど(ある意味、それくらい気軽に来院してねという優しさと判断してますが)、こ…

社会不安障害と読書療法

昨日ジュンク堂で見てきた「不安もパニックも、さようなら」という本。最初のページをさらさら見ていたら目に付いた言葉が「読書療法」。気になったのでちょっと調べてみました。 Wikipediaによると 読書療法(どくしょりょうほう、英:Bibliotherapy)とは、…

ジュンク堂までSAD関連本を探しに行ってきた

近所の本屋にはSAD関係の本が置いてなかったので、一番近場のジュンク堂まで行ってきました。 さすが超大型書店。ちゃんと不安障害のコーナーもあって、なんか感動しました。Amazonでも検索で出てくる本もありましたが、プロ向けの専門書(お医者さんとか、…

社会不安障害関連の本が本屋さんに置いてない件

最近本屋さんに行くと、いつも医学関係のコーナーを見に行くんですが、社会不安障害とかSAD関連の本って、一般の本屋さんでは置いていないんですよね。ほかの精神疾患の本はあるんですよ、例えばうつ病とか、アスペルガー症候群、ADHDとか。でも、社会不安に…

読書メモ:森田療法 (講談社現代新書)

社会不安障害に効きそうなのは薬だけじゃなく、行動や認知で治すというところもあり、どちらかというと薬は補助的な役割をして、実際は心の内面から治していくんだろう。 その、行動とか考え方を変えていくというやり方で、よく目にしたのがこの森田療法とい…

読書メモ:あがり症はなぜ治せるようになったのか

社会不安障害勉強シリーズ2冊目は、精神科医さんが書いたこの本。 精神科医が書いた あがり症はなぜ治せるようになったのか ―社会不安障害(SAD)がよくわかる本 作者: 木村昌幹 出版社/メーカー: 現代書林 発売日: 2009/05/16 メディア: 単行本(ソフトカバー…

読書メモ:ぼくは社会不安障害

あけましておめでとうございます。 2018年ですね。抱負、っていうわけでもないんですが、今年は復活の年にしたいと思います。もちろん最近気づいた社会不安障害からの復活。でも、よく考えたら、もう長年悩んでいる病ではあるから、どちらかというと生まれ変…